― 世界樹に重なる「私たち自身」の物語 ―
【導入文】
私たち自身も、
自然界の五行循環と無関係ではない。
世界樹が辿った螺旋の道は、
そのまま人間の魂の進化の道筋と重なっている。
本章では、
世界樹の姿を通して、
私たち一人ひとりが歩む、
魂の成長の螺旋を見つめ直していきます。
【本文】
◆1. 私たちもまた「世界樹」だった
ジャイアントセコイアが辿る五行循環は、
私たち自身の魂の成長過程と見事に重なる。
- 木(成長の起点)
- 火(試練と覚醒)
- 土(根付きと基盤)
- 水(循環と命の交流)
- 金(結晶化した本質)
私たちもまた、
この螺旋を巡りながら生きている。
◆2. 魂は「火に焼かれる」ことでしか、開かない
火の洗礼は恐ろしいものではない。
むしろ、魂の殻を破り、
真の命を芽吹かせるために不可欠なプロセスだ。
- 痛み
- 挫折
- 失敗
それらはすべて、魂の種子を開かせるための火だった。
◆3. 地に根を張る —「土」の段階
火をくぐり抜けた私たちは、
現実世界に根を張る段階へ進む。
- 自分自身と深く向き合い
- 現実と調和しながら生きる
土にしっかりと根を下ろすことで、
未来の循環を支える存在となる。
◆4. 命を巡らせる —「水」の段階
土に根を張ることで、
次は水の流れを受け入れ、他者と繋がり始める。
- 愛し
- 支え合い
- 命を巡らせる
世界樹が水脈を通じて命を繋ぐように、
私たちもまた、関係性の中で命を循環させる。
◆5. 本質を結晶化する —「金」の段階
火、土、水――
すべてをくぐり抜けた先に、
魂の核=「金」が結晶化する。
- 変わるものの中で変わらないもの
- 時間を超える本質
それは、世界樹の中に宿る「生きた核」と同じ、
永遠に揺るがない魂の光だ。
【まとめ】
私たちは、世界樹そのものだった。
- 焼かれ
- 根を張り
- 巡り
- 輝く
生命の螺旋を巡る中で、
私たちの中にもまた、ひとつの「世界樹」が立ち上がっていく。
次は番外編として、
「金=生命」というさらに深い仮説を探求していきます。
◻︎参考:ジャイアントセコイア(セコイア公園を歩く)
https://www.youtube.com/watch?v=WWorX7kqC9g