― ジャイアントセコイアが繋ぐ“地と天”のプログラム ―

私たちは「山火事=災害」と捉えがちですが、地球という存在から見た時、それはもっと大きな意味をもっているかもしれません。
たとえば、ジャイアントセコイア。
何千年と生き、天へと真っ直ぐに伸びるこの存在は、まるで世界樹のように、地球と宇宙を繋ぐ回路のような印象を受けます。
事実、セコイアは雷を誘導し、山火事を引き起こすという特性を持っています。
その火によってはじめて種が開かれ、新たな生命が生まれる。
破壊からしか生まれない再生の循環。
この循環の構造を陰陽五行の視点から見ると、以下のような形が浮かび上がります。
🌳五行循環の中のセコイア
- 木(セコイア):天に伸び、雷(天の気)を導く
- 火(山火事):セコイアを焼き、土へ還元する
- 土(灰):地を肥やし、水を蓄える器となる
- 水(地下水):圧縮された大地から湧き出す
- 金(金属・鉱物):地球の核で生成される秩序と硬度
このようにして、木火土水金の**五行の入口を担う“木”**として、セコイアはただの木ではなく、地球そのもののプログラムを起動する存在なのではないか。
そして、世界樹とは「天の秩序を地に降ろし、火を通じて地を再生し、再び天へと繋げる」存在なのではないか。
そんな想像が、自然と湧き上がってきました。
◻︎参考:ジャイアントセコイアとは?
https://www.scientificamerican.com/article/meet-the-giant-sequoia-the-super-tree-built-to-withstand-fire/