推進波と修正波の関係性の本質
なぜ、推進波(主波)に対する修正波の戻しの規模が 「1:1/3」 になるのか?
これは、主波(推進波)を成立させている動きのある波動が「副次波」であることに起因する。
📌 主波と副次波の関係性
✔ 主波(推進波)がトレンドの軸となる
✔ その主波を形成するために、副次波が推進力を担っている
✔ 主波のエネルギー量と、副次波のエネルギー量の比率が「1:1/3」
✔ そのため、副次波が調整(修正波)に入ると、主波のエネルギー消化として「1/3」の戻しが基本となる
➡ つまり、「主波に対する副次波の関係性」が修正波の規模を決定する という原則が成り立つ。
副次波の副次波が主波となる場合の修正波の規模
この原則を前提にすると、
もし 「副次波の副次波が主波となる」 状況が発生した場合、修正波の規模はどうなるか?
📌 仮説:副次波の副次波 → 副次波 → 主波 の順に形成されるケース
- 副次波の副次波を主波として展開が始まる
- その後、副次波が形成される(主波に対する副次波の比率は「1/3(〜3/5)」)
- 副次波のネックラインを割り込んだ場合、副次波の修正波の横軸の長さは「副次波の1/3(〜3/5)」
- さらに、メインの主波の修正が続く場合は「主波に対する副次波の割合(1/3(〜3/5))」が適用
➡ つまり、修正の段階が進むごとに、それぞれの主波・副次波の関係性に基づいた修正比率が適用される ということになる。
黄金比と修正波の戻しの関係
「推進波と修正波の戻しの比率」が 1:1/3 となるこの原則は、
フィボナッチ比率とどのように関連しているのか?
📌 黄金比における修正波の戻し幅
✔ 38.2%〜61.8%の戻し幅 → 「1:1/3(〜3/5)」の比率と一致
✔ 23.6%の戻し幅 → 61.8%の戻しに対する 1:1/3(〜3/5)
✔ 副次波の副次波が独立して形成される場合は、戻しが浅くなる(23.6%)
➡ 浅い戻しは「副次波の副次波」レベルで完結する場合に発生 する。
➡ 38.2%〜61.8%の戻しは、1:1/3(〜3/5)の修正の原則に従う。
結論
✅ 「主波に対して副次波の比率が 1:1/3 であるため、修正波の戻しの規模も 1:1/3 になる」
✅ 副次波の副次波が主波の役割を担う場合、修正波の横軸の長さは副次波の 1/3(〜3/5)
✅ 黄金比の23.6%、38.2%、61.8%の戻しは、この修正の原則と一致している
✅ 副次波の副次波が独立して形成される場合は、戻しが浅く(23.6%)、主波に組み込まれる場合は38.2%〜61.8%の修正となる
🔥 この原則を理解することで、修正波の規模をより精密に分析することが可能となる。
🔥 今後のトレード戦略において、この理論を活用することで、より正確なエントリー&エグジットが可能になるだろう。