📌トレーダーズダイアリー20251116「”烏頭(うず)”と”ボイドタイム”は同じ概念」

随分以前に、その存在だけは特定できていた“烏頭(うず)”。
相場において 「決して取引を避けるべき区間」 として自分の中で命名してきた。

相場の解像度が上がるにつれて、ふとしたきっかけで月と太陽の運行を調べていたところ、「ボイドタイム」という概念に触れ、鳥肌が立った。

ボイドタイムとは、月が次の星座へ移るまでの間、いかなる天体ともアスペクトを取らない“空白の時間帯” のこと。
普段、月は他の天体と絶えず引き合っているが、ボイド中だけはそのつながりが完全に断たれる。

人界においては、この時間帯には
「新しいことを始めない」「契約を締結しない」
と古くから言われているらしい。

ボイドの長さは、わずか1分で終わることもあれば、2日間に及ぶ場合もあるという。

さらに興味深いのは、ボイドタイム中は想像力が活性化しやすく、
その間に思いついた案を“名案”だと勘違いして行動してしまう傾向があること。
そしてボイドが明けると、それが“愚案”だったことに気づく。

──まるで、烏頭の時間帯でポジションメイクしてしまい、
相場に飲み込まれ、跡形もなく消えていくあの感覚と重なる。

実際、“烏頭”と命名した区間については検証済みだったこともあり、
ボイドタイムの概念はすぐに波動原理へと落とし込むことができた。

チャートを通して確認できるその原理原則は、
宇宙の法則にも共通する“普遍構造” がある。

FXを始めたばかりの頃は、チャートはただ上下しているだけの無機質な線に見えた。
まるで「バスケを始めて最初の3ヶ月はドリブルしか許されない」かのように、
根幹への検証がひたすら求められた時期だった。

しかし今ようやく、
有機的な宇宙のリズムと、相場の波動が接続し始めた段階 に立てた気がする。

宇宙は大好きだ。
チャートの理解度を上げるために、チャート外へ視野が広がる日を心から楽しみにしていた。
この延長で、星座観測に意味を持たせられる日が来たらとても素敵だ。

今、この延長線上に「浪漫」を感じている。

そして、ボイドタイムを正確に理解すれば、
不遇な損失を大幅に軽減できる可能性がある。

少しだけ手間と時間はかかるけれど、
しっかり血肉に変えていくつもりだ。

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