感覚が狂う、感覚が麻痺する
人は誰もが感覚を養って生きている。
そのベクトルが明らかである時、一方向の対象に対して必要な感覚を養いながらも、身体と精神がある以上、時にその感覚は狂うし、麻痺する
その中でも、仕方が無い時は仕方が無い
その時、どうやり過ごすかではなく、感覚が正常に機能しているかを把握している事が、感覚を養う成長戦略の鍵を握る
その為に、一日が始まる前に、その一日のリハーサルとも云える繰り返しトレースをかける時を保つための時間的余裕をもつ
(デイリーリハーサル)
1.今の理解の延長線上におけるどのシナリオが選ばれたとしても、共通して起こる出会いと出来事を炙り出す(共通の道筋)。
2.共通の道筋を通った上で、選ばれた未来における正解の分岐が決定的になった事を示す事実を確かめる(トリガー)。
※トリガーには、そこからの分岐それぞれに対して決定的になった事を示す事実をあぶり出しておく必要性がある
3.トリガーが確認できたら、そのトリガーが引かれた時に起こるシナリオ毎に必要とされる対応を明らかにしておく事で未来に備える(構え=スタンバイに入る前のリスト確認をもって”未来に備える”状態へ)。
未来に備える具体的な内容として、再確認を行う。
共通の道筋からトリガーが成立、目的遂行に対して引く必要のあるトリガーが成立した際に起こるシナリオと、そのシナリオ毎の対応を再確認する。
再確認が完了したら、トリガーが成立した後に構えをリリースする要件を確認する。
これによって、根本的なon/offを確認する。
最後に、チェックリストを確認する。
チェックリストの確認が終わったら許された時間、瞑想的に、起こりうる流れを元に、ありとあらゆるパターンの想定を完了させる。
我にかえった事を以て、対策完了、とする。
対策完了、を以て、デイリーリハーサル完了、とする。
デイリーリハーサルが正常に行えない場合は、感覚にアクセスできていない可能性がある。
デイリーリハーサル運行を通して、感覚のバグやエラーに気付く。
