📌信義を貫く — 損得を超えて示すべき在り方

【リアルノウハウ No.001】


少し前、こんな出来事がありました。

過去にある紹介を受けて繋がった方がいました。
時を隔てた先日、その流れから新たな事業の話が立ち上がり、
僕自身がその一端を担うポジションにつくかもしれない、という展開になりました。

話が進みかけたとき、
ふと心に浮かんだことがありました。

──
「自分がここにいるのは、過去に紹介してくれたあの人がいたからだ。」
──

だから、僕はこう伝えました。

「もし僕の損得に影響しないなら、
紹介してくれた彼を、この流れの間に入れてほしい。
彼にも、メリットがある形にしてほしい。」

相手もそれを受け入れ、
「話しておきます」と応じてくれました。

後日、紹介者に確認したところ、
彼は確かに話を聞き、
「流れに合わせる」と受け止めてくれていました。

──

たとえ、誰も期待していなかったとしても。
たとえ、誰も気に留めなかったとしても。
たとえ、今さらと思われたとしても。

僕は、あの時、在り方を示すために動きました。

何より、
自分自身がその選択をして、心から気分が良かった。


この体験を通して、
改めて未来に活かすべき【基準】が鮮明になりました。


🔻 未来の人選基準にするためのフレーズ

【未来基準:誠意を測るための言葉】
「与えたものに対して返す人」よりも、
「与える前から感謝できる人」とだけ関わる。

【未来基準:タイミングを測るための言葉】
「困っているから支える人」ではなく、
「支えることに理由を必要としない人」を選ぶ。

【未来基準:態度を見極めるための言葉】
「口で感謝を語る人」よりも、
「何も言わず行動が感謝になっている人」を信じる。

【未来基準:人間性を測るための言葉】
「相手の状況に応じて態度を変える人」ではなく、
「相手の存在そのものに敬意を持ち続ける人」と道を共にする。


🌀 まとめ

信義とは、
損得の勘定を超えたところで、
自分の中に自然に芽生えるもの。

誰かが見ているからでも、
見返りがあるからでもない。

自分の中に、ただ在るから、貫くもの。

これから先も、
そんな生き方を、選び続けたい。


このノウハウの位置づけ

この「リアルノウハウ」シリーズは、
リアルリアリティ(現実という最大のフィールド)を生きるうえで、
単なる理論ではなく、
「実際に起こったリアルな体験」から導かれた真実を共有していくものです。

リアルリアリティの本質とは、
現実の小さな選択の積み重ねによって形作られる、意識と行動の結晶。

本当に大切なものは、
こうした一つひとつの中に隠れています。

これからも、リアルノウハウを共有していきます。
リアルリアリティを、共に、体現していきましょう。

【リアルノウハウ No.001 完】

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