― 世界樹と五行循環の果てに ―
【導入文】
「金」とは、単なる物質なのだろうか?
火、土、水、金という五行循環を辿った先に、
ふと、そんな問いが立ち上がる。
もしかしたら――
「金」とは、私たち生き物そのものなのではないか?
本章では、
五行循環の果てに浮かび上がるこの仮説を掘り下げ、
生命と宇宙の新たな螺旋を見つめていきます。
【本文】
◆1. 「金」は物質ではない、生命そのものかもしれない
五行循環の最終地点に位置する「金」。
それは鉱物や金属だけを指すのだろうか?
火・土・水のすべてを内包し、
さらに意識という光を宿す存在――
それが「生命」だとするなら、
**生命こそが、真の「金」**だと言えるかもしれない。
◆2. 生命とは、濃縮された宇宙の記憶
生命体は、
- 火(エネルギー)
- 土(基盤)
- 水(循環)
をすべて抱えながら、
さらに意識・精神を持ち、成長を続ける。
生命は、
**宇宙のエネルギーと物質の記憶を凝縮した「金の結晶」**だ。
◆3. 世界樹もまた「生きた金」
ジャイアントセコイアもまた、
単なる木ではない。
- 火を受け
- 土に根を張り
- 水を巡らせながら、
内側に金属のような耐久性と時間を超える生命力を宿している。
世界樹は、
「地球が生み出した生きた金」そのものだ。
◆4. 生命もまた、五行を循環させる
生命は、
- 木として芽吹き
- 火として情熱を持ち
- 土に根を下ろし
- 水を巡らせ
- 金として本質を結晶化しながら、
再び新たな木を生み出す。
つまり、
生命こそが、五行を循環させる存在であり、
「金」はゴールではなく、新たな始まりなのだ。
◆5. 我々は、金の果てに、また木を芽吹かせる
生命は、
金に至り、
そしてまた新たな木となる。
- 金(結晶)
- 木(再誕)
- 火(情熱)
- 土(水脈)
- 水(循環)
- そしてまた金へ――
この永遠の螺旋を、
私たち自身が生きている。
【まとめ】
「金」とは、
物質ではなく、我々自身だった。
私たちは、
火を受け、土に根を張り、水を巡り、
金へと結晶化した後、
また新たな命を芽吹かせる存在。
それが、
生命の五行循環であり、
魂が刻むリアルリアリティだった。
◻︎参考:ジャイアントセコイア(セコイア公園を歩く)
https://www.youtube.com/watch?v=WWorX7kqC9g