二番隊メンバーが公式ターミナルの情報をもとに、
“推進波動は「決済」によって動き、修正波動は「新規参入」によって動く🧐”
と投稿していたのを見て、非常に核心を突いた視点だと感じた。
この見解を深掘りし、陰陽五行波動論における円環構造と結びつけて整理していく。
1. 陰陽五行波動論における「推進」と「修正」
- これまでのトレンドがネックラインを割り込み、決済注文として機能する
→ 目に見えないけど眼に映る波動=陰動 - これからのトレンドがネックラインを割り込み、新規注文として機能する
→ 目に見える波動=陽動 - 陽動の進行の裏側に陰動が合致した状態を「調和」と呼ぶ。
→ この「調和」した状態の流れこそが「トレンド」となる。
→ エリオット波動論でいう推進波・修正波の各部位を形成する。 - 目に見えて結成される事を「円環構造の結成」、目に見えて解消される事を「円環構造の解消」と呼ぶ。
- 円環構造の結成による調和も、円環構造の解消による非調和も、そのどちらも調和の一部である。
→ “非調和”状態と、”不調和”状態=カオスは全くの別物。
2. 上昇と下降における円環構造
- 上昇トレンド = 円環構造の結成によって成立
- 下降トレンド = 円環構造の解消によって成立
ただし、どちらのトレンドであっても、「トレンド」と呼べるのは
陰動と陽動が合致したコンディションに基づく波動
この前提は変わらない。
3. 推進=決済、修正=新規の本質
「推進は決済注文で、修正は新規注文で動く」は、
まさに本質を突いた見解だ。
この視点は非常に重要で、自ら検証して確かめて得たかけがえのないもの。
しかし、より正確に言うと、
「推進はエネルギーの消化によって、修正はエネルギーの蓄積によって成立している」
と示すのがクリティカル。
4. 円環構造の調和と不調和
- 決済注文と新規注文は合致していないと不調和=カオスを生み出す。
- トレンドはその双方が合致して成立するもの。
この視点を持つことで、相場の本質的なメカニズムをより深く理解できるだろう。
5. まとめ
今回の気づきは、
- 円環構造の理解が、推進波と修正波の動きの本質に直結している
- エネルギーの消化と蓄積の視点を持つことで、より深い理解に繋がる
- 決済と新規注文の関係を円環構造の視点で整理することで、相場のリズムが見えてくる
二番隊メンバーが示してくれた視点にはリスペクトを込めて、 この考察を共有する。
相場のリズムを掴み、調和のあるトレードを。