🌀 大方、統合確認完了。
今回の検証を通じて、市場理論の誤解されやすいポイントが明確になった。
結論から言うと、エリオット波動論をベースに波動を認識すると、トレードの勝敗確率は限りなく50%に収束する。
この理由は、エリオット波動論が「後付けで形を整える理論」だから。
逆に言えば、「波動の枠組みに当てはめていく」プロセスが必要になる。
しかし、そのままグランビルの法則やダウ理論と組み合わせると、理論間のズレが生じるため、表面的な統合は破綻する。
📌 エリオット vs グランビル vs ダウ
理論 | 何を重視するか? | 波動の捉え方 | トレードでの誤解しやすい点 |
---|---|---|---|
エリオット波動論 | 波動の完成形 | 1-2-3-4-5 / A-B-C | リアルタイムの市場変動に当てはめるとズレる |
グランビルの法則 | 移動平均線の勢い | MAのブレイクと回帰 | 移動平均線のブレイク=推進3波と決めつけがち |
ダウ理論 | トレンドの流れ | 主要・二次・小トレンド | 小トレンドを主要トレンドと混同しやすい |
💡 誤解しやすいポイント
特に誤解されがちなポイントは次の通り。
❌ 間違った統合の例
✅ 「グランビルの法則②(MA反発)=推進3波(エリオット波動論)」と誤認すると負けやすい。
→ グランビル②の反発が、必ずしも推進3波の初動ではない。
✅ 移動平均線のブレイクをそのまま「推進波の3波」と捉えると、逆行リスクが高まる。
→ グランビルの法則は「流れの変化点」であり、エリオットの「波動構造」とは異なる視点。
➡ だからこそ、エリオット波動論だけでは市場の本質を掴めない。
➡ 「エネルギーの流れ」と「波動の構造」を分けて考える必要がある。
🔑 FXで重要なのは「半歩先の未来」
- FXで決めつけて良いのは、半歩先の未来だけ。
- 他は、”真実にならい、事実に基づく”。
- 目に見えないものを、眼に映し出せるものに変える作業が必要。
つまり、
✅ 「相場の全体像」を掴むには、すべての市場理論を比較し、自らの目で確かめる必要がある。
✅ エリオット波動論だけではなく、ダウ理論、グランビルの法則の共通点と相違点を明確にすることが大事。
📢 公式ターミナルに記事を投稿
この統合検証の内容は 伝書としての記録 にも残すが、
あまりにも重要な内容なので、 公式ターミナルにも投稿 した。
「FXで本当に勝つためには?」
「市場理論の違いを理解し、統合する方法は?」
これらの答えを公式ターミナルの記事にまとめてある。
📝 公式ターミナル「トレーダーズダイアリー」
📌 波動トリガー成立の条件と市場理論の統合
🔗 https://inyou-5.com/wp/2025/03/10/gurannbirudaueriottotonotougou/
📌 直近のテーマ
「グランビルの法則の理解をさらに深める」。
今後の方向性として、
✅ グランビルの法則を、エネルギーの流れとして捉え直す
✅ 市場の「真実」に迫るため、エリオット波動論との違いをさらに明確化する
を目標に進める。
もし 時期を合わせて学びたい人がいたら、自分の目で確かめてみてください。