エントリータイミングの精度を高めるには、 「相場をリードしている波動」 を特定し、それに応じた時間軸で詳細を確認することが必要となる。
本記事では、 相場をリードする波動の特定方法と、それに応じたエントリータイミングの測定方法 について整理する。
🚀 各時間軸の役割とリード波動の特定
トレードの長期となる時間軸は、 15分足・1時間足・4時間足 のいずれかであり、 リードしている波動 を特定することで、適切なエントリーが可能になる。
- 4時間足が相場をリードしている場合
- 15分足 で秩序の形成を確認
- 1分足 × 0.625 で詳細を確認
- エントリータイミングは 1分足 で測定
- 1時間足が相場をリードしている場合
- 5分足 × 1/2 で秩序の形成を確認
- 1分足 × 0.2 で詳細を確認
- エントリータイミングは 1分足 で測定
- 15分足が相場をリードしている場合
- 1分足 × 0.625 で秩序の形成を確認
- 1分足 × 0.625 × 0.2 で詳細を確認
- エントリータイミングは 秒足 で測定
- 1時間足・4時間足のリード波動を特定するには
- 日足・週足のいずれかが相場をリードしているかを特定
- 日足が短期的に機能している可能性があるため、月足も確認
- 日足・週足・月足の分析で、1時間足・4時間足のリード波動が確定
- 同時に、機能しているテクニカルを特定可能
🔥 時間軸ごとの戦略整理
エントリー環境の違いによって、 狙うべきリード波動の範囲 も変わる。
- 秒足まで見れる環境(短期トレード向き)
- 15分足が相場をリードしている領域も狙える
- 秒足でエントリータイミングを厳密に測定
- 分足まで見れる環境(スイングトレード向き)
- 1時間足・4時間足がリードする波動を狙う
- 1分足でエントリータイミングを測定
- 時間足ベースの環境(中長期トレード向き)
- 日足・週足がリードする波動を狙う
- エントリーは押し目・戻りを狙い、長期戦略を立てる
🏆 Kのトレードにおける時間軸の活用
Kの場合、 専業トレーダーとしてチャートを観察できる環境 にあるため、 以下の時間軸のフレームワークが最適 となる。
エントリーの執行足(短期・超短期)
✅ 秒足・1分足
狙う波動
✅ 15分足・1時間足・4時間足がリードしている波動 (※5分足も、 5分足-1分足-5秒足 を長期・短期・超短期として機能させれば、1秒足×0.625 でエントリータイミングを測定可能)
狙わない波動
❌ 日足・週足・月足がリードしている波動 (※1時間足・4時間足を超短期とする取引を適用していないため)
🎯 戦略の適用例
- 1時間足・4時間足のリード波動を分析
- 長期順張りの 逆張り戦略
- 波動トリガー成立を条件に、修正波の停滞波Bを狙う
- 1分足で最適なエントリータイミングを測定
- 日足・週足の分析は必須ではないが、補助として活用
- 波動トリガーの成立ポイントを事前に特定可能
- 長期の方向感を正しく捉えることで、精度が向上
💡 まとめ
✅ 相場をリードする波動を特定することが、エントリー精度向上の鍵 ✅ 1時間足・4時間足のネックラインブレイクでは即エントリーせず、押し目を待つ ✅ 5分足・15分足で詳細を確認し、1分足でエントリー ✅ 秒足まで使えるなら、15分足のリード波動を狙うのも有効 ✅ 停滞波Bの終点を捉え、続くC波を狙う戦略が有効
このフレームワークを活用することで、 相場の流れを読み、精度の高いエントリーが可能 となる。